祈り…そして想うこと

2021年11月15日 01:18

素敵な週末を過ごし
すでに皆様、ゆっくりと
おやすみの頃でしょうか……

今日は起伏の多い1日に
なりました
それは感情も出来事も。

朝早く、Mさんよりメール
何事かと思いきや
なんと妹さんが亡くなったとの
知らせ……
つい最近、入院するので
いろいろ大変!と話したばかり
近頃LINEやメールがちょっと
少ないからお仕事が
忙しいのかと思っていたので
本当にびっくり!

今回のカルチャー芸術展の
制作にも頑張ってくれた
ベテラン講師さん
彼女のことを思うと
本当に辛く無念でなりません

私も高齢者の仲間入りだから
こうした話題は最近
多いのだけど、妹さんなんて
あまりに残念!まだまだ若い…

心からご冥福を祈ります…




さて起伏が多い、と言ったのは
今日は2万歩近くも歩いたから。

そう、今日は六本木に行って
来たんです。
国立新美術館への下見です。
当日慌てないようにね。


なかなか時間がとれなくて
今日は午後やっと空いたので
すぐに出かけました…


実はその前にお墓参り。

私のご先祖様ではなく
「伊勢貞丈」さんのです
名前を見てわかった方は相当凄い!

だって江戸時代中期の方ですから。

ラッピングのルーツのページに
記載しましたが、現代風に言えば
日本で初めて「包み、結び」の
テキストを書いた方…と
言えばわかるでしょうか


初めて知ったのは随分前ですが、
墓所があるとわかったのは
確か2015年。
それで資料を頼りに
行って見たんです。
お寺の方に事情を話し案内して
いただきました……
本当にあったんですよね
何ともびっくり、不思議な気持ち
でした。


あれから7年…
最近になって無性に気になり
いつかもう一度行きたいと
思っていたんです
何故かな?
いろいろと思うことが
あったし………


今日は、久しぶりなのに
場所を覚えていて迷わずに
お参りすることができました。

この伊勢貞丈さんが書物に
書き遺さなければ、私たちは
いつどんなふうにラッピングと
出会っていたのか?

歴史や文化を改めて見直し
当時の人々の思いは、今もなお
大切なことがたくさんあると
つくづく思いました。

今日はそんな気持ちを新たにし
これからは更に
多くの人たちに伝え、私たちが
遺していかなければ……と、
強く感じた1日になりました。

国立新美術館のある六本木に
行く道すがら、大変身をしていく
渋谷の街を通り、近代化の象徴
六本木の街並みを歩きながら
21世紀のこの世の中の
スピードの速さ、私たちの生活の
変化をずっと思っていました………

続く


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