538 包装紙の秘密その2

2024年02月11日 23:58

皆さんこんばんは!

明日は振替休日、3連休
の方も多いでしょうか…

そういう私は幸せな
ことに毎日仕事です(*^^*)。


さて今日は…
前回の続きをお話
したいと思います。


三越さんの包装紙を
デザインした方は
画伯猪熊弦一郎氏。

白地にピンクのモチーフ
が、不定期に並んだ
インパクトのある
デザイン、使い始めて
から60年以上という
から、目にした方も
たくさんいらっしゃる
と思います。
すごく有名だし、逆に
包装紙をみたらすぐに
三越!ってわかり
ますよね。


このデザインは
いったい何を元に制作
されたと思いますか?


実は「石を並べて
作った…」のだそう
ですよ。

…………???(ワタシ)


画伯が海岸を散歩中
波に洗われる石を
見て浮かんだそう。


「人々が荒波に耐える
石のように強くなって
欲しい…」との願いを
込めたというらしい
です。
(素晴らしい……)

そしてこの包装紙の色。
とても鮮やかで濃い
ピンク色は印象的です
よね。
正式には…
「スキャパレリピンク」
と、言うのだそうです。
私は不勉強で知りま
せんでした。

赤でもない紫でもない
この彩りに三越さんも
大変喜んだそうで
大切な色として忠実に
再現したとのことです。


この記事を書いた
作者曰く……

デザインといい、色と
いい、画伯の斬新な
アイデアが生み出した
、商品を包むとパッと
華やいだ雰囲気になり
花が開いたような
イメージがある。

高級感あり、気品あり
贈る側、贈られる側に
華を添える役割を
果たしてくれる包装紙
の力って素晴らしいと
改めて感じる。


私も本当にそう思いますね。 

近年はエコブームで
袋とかパッケージが
主流になりました。
でも大切な贈り物は
包装紙できちんと
包んでもらえたら
やっぱり嬉しいもの
ですよね。
そして画伯の心粋も
素晴らしい!
一枚の紙、デザインに
込めた意味を知り
改めて感動しました。


ラッピングの機会が
少なくなったけど、
でも、このような
歴史は日本の文化と
して、きちんと残して
いきたいものです。


皆さんはいかが
思いますか?


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